アナグリフ画像【表紙】

徳島県立博物館の常設展示は、2020年9月から翌年の7月まで工事を行い、2021年8月にリニューアルオープンしました。
写真は、現常設展示「徳島恐竜コレクション」のマラウィサウルスの設置工事の様子です （2021年5月12日撮影）。普通の写真と異なり色がずれています。これはアナグリフ画像といい、赤青メガネでみると、左右の目が別べつの色をとらえて脳が錯覚をおこし、立体感が生じます。

特別陳列「立体画像でみる地形と博物館資料」（会期：令和5年10月14日（土）～11月26日（日））では、アナグリフ画像を中心に、海岸などの地形の様子や、当館の資料をはじめとする大型脊椎動物化石などの画像を多数展示します。ご期待ください。

地学担当：中尾賢一