博物館ニューストップページ博物館ニュース132(2023年9月15日発行)令和5年度特別陳列「立体画像でみる地形と博物館資料」(132号 特別陳列)

令和5年度特別陳列「立体画像でみる地形と博物館資料」【特別陳列】

地学担当:中尾賢一

人間の両眼に映る画像には視差(角度の違いによる見え方の違い)があり、それを脳が立体感として解釈しています。立体画像は、この原理をもとにして開発されており、地学などの学術方面での調査・研究・教育活動に利用され、立体(3D)映画などの娯楽にも使われます。もちろん、博物館資料を立体的に観察するのにも使えます。
この展示では、おもにアナグリフ画像という、赤青メガネを使う立体画像を中心に、大型の脊椎動物化石などの博物館資料や、海岸地形、断層変
位地形などの地形を観察します。また、アナグリフ画像以外の立体画像についても簡単に解説します。

赤青メガネ、片目に赤色、片目に青色のセロファンが貼られています。

赤青メガネ、片目に赤色、片目に青色のセロファンが貼られています。

会期

令和5年10月14日(土)から11月26日(日)まで

休館日

毎週月曜日

開館時間

9時30分から17時まで

会場

博物館1階企画展示室

観覧料

無料

展示構成

(1)約50年前の海部郡と室戸の海岸
(2)活断層がつくる地形
(3)立体画像でみる博物館資料
(4)立体画像のしくみ

ミヤコボラ  殻高4.4cmの巻貝化石です。このサイズの標本でも、アナグリフ画像を作成することができます。

ミヤコボラ 殻高4.4cmの巻貝化石です。このサイズの標本でも、アナグリフ画像を作成することができます。

大型哺乳類メガテリウムの骨格標本  旧常設展示室のメガテリウムです。現在の常設展では、この方向からメガテリウムを見ることはできません。

大型哺乳類メガテリウムの骨格標本

旧常設展示室のメガテリウムです。現在の常設展では、この方向からメガテリウムを見ることはできません。

 

漁港のながめ 阿部は美波町北部の地区です。 漁港の背景に、陸繋島である鹿ノ首岬が見えています。

漁港のながめ
阿部は美波町北部の地区です。
漁港の背景に、陸繋島である鹿ノ首岬が見えています。

展示解説

日時

①10月14日(土)
②10月29日(日)
③11月11日(土)
④11月26日(日)

いずれも13:30~14:30

会場

企画展示室

 

カテゴリー

ページトップに戻る