銅鐸の美【企画展】
銅鐸(どうたく)は弥生時代に稲作のまつりに使われた力ネといわれています。西日本を中心に約430個ほど発見されており、徳島県内からは、その約1割が、発見されています。徳島県は有数の銅鐸出土地です。
銅鐸ほど謎の多い遺物はありません。いつ、どこでつくられ、どのように使われ、なぜ埋められたのか。銅鐸に描かれたシ力やトンボは何を意味するのか。いまだ解明されていない謎も多くあります。
この企画展は、国立歴史民俗博物館が企画し、全国5会場を巡回するものです。銅鐸のつくり方やうつりかわり、銅鐸絵画の意味、銅鐸のまつりや埋納(まいのう)など銅鐸に秘められた謎を多面的に紹介するものです。
主催
徳島県立博物館・毎日新聞社
会期
平成8年4月2日(火)~5月12日(日) 休館日月曜(休日の場合は翌日)
会場
徳島県立博物館 企画展示室、徳島県立21世紀館 多目的活動室
観覧料
大人400円(320円)、高・大学生 200円(100円)、小中学生 100円(80円)、( )内は20名以上の団体
主な展示品
国宝 兵庫県桜ケ丘2,4号銅鐸 神戸市立博物館蔵
重文 徳島県田村谷銅鐸 田村家蔵
重文 福岡県吉武高木遺跡出土細形銅剣(どうけん)・銅戈(どうか)・銅矛(どうほこ) 福岡市博物館保管
徳島県安部真(あづま)銅鐸 高橋浪子氏蔵
企画展関連行事
記念講演会
講師
国立歴史民俗博物館副館長 佐原眞氏
日時
平成8年4月28日(日)13:00~14:30
会場
徳島県立21世紀館 イベントホール
入場無料
解説講座
会場
博物館講座室
第1回
- 銅鐸のうつりかわリ
- 講師 天羽利夫
- 平成8年4月7日(日)13:00~14:30
第2回
- 銅鐸のまつり
- 講師 高島芳弘
- 平成8年4月14日(日) 13:00~14:30
第3回
- 銅鐸のつくり方
- 講師 魚島純一
- 平成8年4月21日(日)13:00~14:30
企画展解鋭
会場
博物館企画展示室
第1回
- 講師 国立歴史民俗博物館副館長 佐原真氏
- 平成8年4月2日(火)10:30~11:30、14:00~15:00
第2回
- 講師 天羽利夫
- 平成8年5月5日(日)14:00~15:00
第3回
- 講師高島芳弘
- 平成8年5月12日(日)14:00~15:00