博物館ニューストップページ博物館ニュース048(2002年9月13日発行)正倉院宝物復元品「粉地彩絵八角几」(048号表紙)

正倉院宝物復元品「粉地彩絵八角几」(部分)【表紙】

考古・保存科学 担当魚島純一

正倉院に残っている多くの献物几(けんもつき)の中でももっとも華麗で、保存がよいものの一つである「粉地彩絵(ふんじさいえ)八角几」の復元品。檜(ひのき)製の床脚付きの八角稜の几。花葉(かよう)文をにぎやかに表し、赤系、青系、緑系,赤紫系の繧繝彩色(うんげんさいしき)で埋めている。天平量繝彩色の代表的土芸品といえる逸品(いっぴん)である。

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