2022年11月3日(木)文化の日での活動

20221103文化の森秋祭り、博物館の様子です。

【写真】文化の森秋祭り、博物館の様子です。

2022年度の博物館ボランティアデビューです。
舞台は、文化の森秋祭り。
文化の森の博物館をはじめとする6館が、様々なイベントを開催しました。

博物館ボランティアは、博物館を会場に、24人のメンバーが3班に分かれ、「タネは空を飛ぶ」、「化石を触ってみよう」、「はにわパズルを組み立てよう!!」を実施しました。


タネは空を飛ぶ

【写真】タネ飛ばし装置を使っての解説の様子。

【写真】タネ飛ばし装置を使っての解説の様子。

【写真】ボランティアメンバーが自分で内容を考えて説明をしました。

【写真】ボランティアメンバーが自分で内容を考えて説明をしました。

 

空を飛んでいく植物の「タネ(種)」について、ボランティアメンバーがわかりやすく解説しました。
解説は、ボランティアメンバーが原稿を考え、学芸員のチェックを受けて完成したメンバーオリジナルです。
パネルを使ったり、身振り手振りを交えた、それぞれ工夫した解説を行いました。


解説のあとは、とてもよく飛ぶタネの模型を作って飛ばし、空を飛ぶタネについて、より深く学んでもらいました。

【写真】よく飛ぶタネの模型づくり

【写真】よく飛ぶタネの模型づくり


化石を触ってみよう

徳島県の恐竜時代やそれよりも古い時代の地層から産出した二枚貝やアンモナイト、植物の化石に触れる体験イベントです。
化石のチョイスは、ボランティアメンバーによるものです。

【写真】化石を触ってもらう会場です。

【写真】化石を触ってもらう会場です。


メンバーは選んだ化石について勉強し、来館者が、より興味がわいてくるように、説明をしました。
解説に慣れてきたボランティアメンバーは、解説内容をクイズにするなど、より来館者に楽しんでもらえるような工夫をその場で実践するなど、ボランティアメンバーもたくさんのことを学んだイベントになりました。

【写真】化石を実際に手にもってもらいながら、説明しました。

【写真】化石を実際に手にもってもらいながら、説明しました。


はにわパズルを組み立てよう

ホンモノそっくりに再現された「埴輪」の立体パズルで遊びながら、疑似的にバラバラになって出土した遺物の復元を体験するイベントです。

【写真】石見型埴輪、人物埴輪、朝顔形埴輪の三種類のパズルがあります。

【写真】石見型埴輪、人物埴輪、朝顔形埴輪の三種類のパズルがあります。


パズルは3種類あり、比較的やさしい2種類はいつでも遊べるようにしました。
一番難しいものは、3人一組によるタイムアタック形式で実施しました。優勝チームのタイムは、4分3秒でした。
10分以内に完成すると、記念の缶バッジをプレゼントしました。
途中で、埴輪や埴輪が出土した小松島市の前山遺跡について解説も交えながらのイベントでした。

【写真】朝顔形埴輪。形の特徴をよく見て作ります。

【写真】朝顔形埴輪。形の特徴をよく見て作ります。


振り返り

11月3日の博物館入館者は1787人で、コロナ禍前に開催した2019年度の1034人を大きく上回りました。
ボランティアが実施した各イベントは、休む間がないほどの盛況である一方、お待たせする時間はそれほど長くなく、適度な忙しさだったという印象です。
後日、ボランティアの全体会を開催して、今回のイベントについて振り返りをしました。
秋祭り当日は、イベントの実施場所や安全性など、様々な観点の気付きがありましたが、総じて納得のいった活動でした。
次はどのようなイベントになるでしょうか。楽しみです。