信仰と美術【国立博物館・美術館巡回展】
当館では、奈良国立博物館・国立国際美術館・東京国立博物館・京都圏立博物館・東京国立近代美術館・京都国立近代美術館の所蔵品の中から、国宝2件、重要文化財17件を含む68件の貴重な文化財や美術作品の数々を紹介する国立博物館・美術館巡回展を開催します。
この巡回展では、考古遺物・仏像・仏画などをはじめ、近代日本を代表する著名な美術作家の作品など、日本人が信仰に触発されて生み出してきた美術のさまざまなすがたを、原始・古代から現代にわたる幅広い視野で紹介します。
また、徳島県に関係した資料として、小松島市田浦町前山遺跡出土の盾持男子像埴輪も展示します。
おもな展示品
●興福寺金堂鎮壇具(こうふくじこんちんだんぐ)(奈良時代) 東京国立博物館蔵
●牛皮華鬘(ごひけまん)(平安時代) 奈良国立博物館蔵
◎画文帯四仏四獣鏡(がめんたいしぶつしじゅうきょう)(古墳時代) 京都国立博物館蔵
◎銅造薬師如来像(どうぞうやくしにょらいぞう)(奈良時代) 奈良国立博物館蔵
◎蔵王権現立像(ざおうごんげんりゅうぞう)(平安時代) 奈良国立博物館蔵
◎大日如来像(だいにちにょらいぞう)(平安時代) 奈良国立博物館蔵
◎十二天像(じゅうにてんぞう)(鎌倉時代) 奈良国立博物館蔵
盾持男子像埴輪(たてもちだんしぞうはにわ)(古墳時代) 京都国立博物館蔵
銅造観音菩薩立像(どうぞうかんのんぼさつりゅうぞう)(白鳳時代) 奈良国立博物館蔵
伝薬師寺出土鬼瓦(やくしじしゅつどおにがわら)(奈良時代) 京都国立博物館蔵
五大明王像(ごだいみょうおうぞう)(平安時代) 奈良国立博物館蔵
金閣炎上 川端龍子画(昭和25年) 東京国立近代美術館蔵
(●国宝、◎重要文化財)
会期
平成14年2月19日(火)~3月21日(木) 月曜休館
会場
博物館企画展示室・21世紀館多目的活動室
観覧料
一般200円/高校・大学生100円/小・中学生50円(20名以上の団体は2割引)
主催
奈良国立博物館・国立国際美術館・徳島県教育委員会・徳島県立博物館
関連行事
記念講演会
日時
3月10日 (日)13:30~15:00
会場
文化の森イベントホール(聴講無料)
講師
松浦正昭氏(奈良国立博物館仏教美術研究室長)
演題
「仏像と日本美術」
展示解説
日時
2月24日(日)14:00~15:00
3月2日(土)14:00~15:00
会場
巡回展会場(入場には観覧料が必要)
講師
当館学芸員