博物館ニューストップページ博物館ニュース055(2004年6月25日発行)アロークラブ、ヒゲガニ、ヒメセミエビ(055号表紙)

アロークラブ、ヒゲガニ(甲らの幅約2cm)、ヒメセミエビ【表紙】(体長約7cm)

動物担当 田辺 力

図1アロークラブ

図1アロークラブ

図2ヒゲガニ

図2ヒゲガニ

図3ヒメセミエビ

図3ヒメセミエビ

 アロークラブ(図1)を初めて見たとき「こんなカニがいるのか」と驚(おどろき)きました。その意表をつく形は造化(ぞうか)の妙(みょう)を思わせます。同じような感想を抱かれる方も少なくはないでしょう。コンパクトなロボットといった風ぼうのヒゲガニ(図2)やトラックのような姿で海底をはうヒメセミエビ(図3)もなかなか愛嬌(あいきょう)があります。一般にはあまり知られていないのですが、エビやカニにはたくさんの種類があり、その姿やくらし方もさまざまです。ここで紹介しているのはそんな多彩なエビやカニの中から選んだ3種です。おいしいのかどうか…食べたことがないのでわかりません。これらのカニの剥製(はくせい)は企画展「エビとカニ」で展示します。

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