秋だ!(痛い)ひっつき虫をさがせ!【野外博物館】
植物担当 茨木靖
秋に荒れ地などで遊ぶと、必ずと言っていいほどズボンや服にくっついて私たちを困らせる“ひっつき虫”。このひっつき虫と呼ばれるものは、いろいろな草の実(み)や種(たね)で、その代表的なものにはセンダングサやオナモミ、ヌスビトハギなどがあります。これら、それぞれカギ状のトゲやねばねばする液を出して人や動物にくっつき、遠くまで運ばれます。さあ、野原に行ってひっつき虫を探そう!

ミズヒキ。曲がっためしべのさきで引っかかるぞ

ヌスビトハギ。ひっつき虫の代表のひとつ

オオオナモミ。服などくっつくと大変だ

センダングサの実の拡大模型

コセンダングサのトゲの先端(電子顕微鏡写真)すごいトゲトゲだ。
