藍染めの表象【企画展】
阿波藍再考 文化の森総合公園開園20周年記念事業 文化立県とくしま推進会議 阿波藍の魅力発信協賛事業
徳島は、江戸時代後期から明治期にかけて染料「藍(あい)」の産地として全国に名をはせました。また、日本の多くの人々が、藍を用いて様々な模様の布を生み出し、暮らしの中で愛用してきました。この企画展では、県立博物館が収集してきた全国各地の特徴的な藍染(あいぞめ)製品を展示し、長く培(つち)われてきた藍染めの多様性を紹介します。併せて、各地で花開いた藍染めに、徳島の藍が欠かせないものであったことを振り返りたいと思います。
木綿地藍鯉の瀧登り図着物(もめんじあいこいのたきのぼりずきもの)(産地:愛知県有松)
藍染めふろしき(部分)(使用地:徳島県那賀郡)
幾何紋と松に翁紋様絣布団地(きかもんとまつにおきなようかすりふとんじ)(産地:九州)
麻地牡丹唐草紋大夜着(あさじぼたんからくさおおよぎ)(産地:岩手県盛岡)
会期
平成22年10月5日(火)~11月7日(日)
休館日
10月12日(火)、10月18・25日(月)、11月1日(月)
会場
徳島県立博物館企画展示室(1階)
観覧料
一般200円、高校・大学生100円、小・中学生50円
20名以上の団体は2割引
高齢者(65歳以上)及び障害者の方は半額
土・日曜日、祝日、 秋期休業期間中は小・中学生及び高校生無料
学校教育による利用は無料
構成とおもな展示資料
(1)藍生産の変遷
①現在の藍生産
②阿波藍の変遷
③阿波藍の全国展開
(2)藍染めの表象(ひょうしょう)
①絹と藍
②絞(しぼり)
③筒描(つつがき)
④絣(かすり)
⑤型染め、縞、特別な衣装
⑥布への愛着
(3)琉球藍の染織
関連行事
記念講演会
日時
平成22年10月31日(日)
13 時30 分~15 時
会場
文化の森イベントホール
講師
高橋啓氏(鳴門教育大学名誉教授)
演題
阿波藍の生産と流通の歴史
参加無料
学芸員による展示解説(観覧料が必要)
日時
平成22年10月10日(日)
13 時30 分~14 時30 分