海からどんぶらこ ―浜辺の漂着物―【特別陳列】
浜辺を歩いて拾えるものの代表と言えば、やはりヤシの実でしょう。遠い南の国の浜辺から徳島まで流れて来たヤシの実を見つけると、とても不思議な感じがします。この他にも貝がらをはじめ、ビン、ペットボトル、魚取りに使う浮子(うき)など、いろいろなものを拾うことができます。このように、浜辺には海のものはもちろん、川を通して山や町からもさまざまなものが流れ着きます。また、日本のものだけではなく、外国から流れ着くものもあり、調べてみるととても興味深いことがわかります。
今回の展示では、このような渚の漂着物に注目し、それらにまつわる知識などを紹介します
主催
徳島県立博物館
協力
海の観察会、船の科学館・海と船の博物館ネットワーク
会期
平成24年 4月27日(金)~6月10日(日)
休館日:5月1,7,14,21,28日,6月4日
会場
博物館企画展示室
主な展示資料
漂着動物標本(アカウミガメなど)、南方から流れついた種子(ココヤシ、アダンなど)、県内漂着物研究者所蔵資料(ウニ、 浮子、漁具など)、漂着物工作作品
熱帯から亜熱帯にはえるアダンの実
ガラスの浮き玉
鳴門に漂着したオウムガイ(撮影:鈴木明彦氏)
深海魚:ワニギス(静岡県沼津にて撮影)
漂着物工作(長谷川莉乃氏作成)
サクラガイのなかま
中国からのメッセージボトル(撮影:濵直大氏)
関連行事
1) 特別陳列展示解説
日時
5月4日(金)14:00~14:30
2) ビーチコーミング体験
~浜辺で漂着物をさがしてみよう!
日時
5月20日 (日) 10:00~12:00
場所
徳島市小松海岸
定員
30名(事前申込みが必要です。8ページを参照してください)
3) ビーチクラフト体験
~漂着物で工作をしよう!
日時
5月20日 (日) 14:00~16:00
場所
博物館実習室
定員
30名(事前申込みが必要です。8ページを参照してください)