鳴門のセアカゴケグモ
動物担当 山田量崇
図1メス成体 図2メスの未成体 図3防砂ネットに張られた巣 図4 発泡スチロールの裏にいたメス 図5鳴門市大手海岸
2010年の夏、鳴門市大手海岸(おおてかいがん)で特定外来生物のセアカゴケグモが確認されました。徳島県で初めて、四国では2例目の発見でした。その後、2011年には鳴門北インターでも見つかっています。強い毒性(どくせい)をもち、咬か まれると激は げしい痛みと嘔吐(おうと)などの症状をともないます。人々の生活圏内にも適応するため、このクモに関する情報を正確に理解することが必要です。
企画展「エイリアン・スピーシーズ―知られざる外来生物の姿―」では、外来生物による在来生物や人々の暮らしへの影響など、さまざまな外来生物についての理解を深めます。