常設展の一部をフレッシュアップしました!【常設展示】
動物担当 山田量崇
徳島県立博物館は、開館25周年を機に、常設展を部分的に改装しました。とくに、年齢や障がいの有無、国籍の違いにかかわらず、できるだけ多くの人に利用していただけるよう、各種のサイン・パネル表示を工夫しました。改装箇所は以下のとおりです。
常設展への誘導シール
1階から2階常設展受付までの床面に、当館のイメージカラーで作った「●」シールを貼り、とくに若年層に向けた誘導サインとしました。
正面入口の看板
図1
展示資料のイラストを使って新規作製し、より目立つ場所へ移設しました(図1)。
『常設展のごあんない』のサイン
従来のものを配色を調整してより鮮明にし、外国人向けに英語表記を追加しました。
クジラの展示コーナー
図2
常設展入口のロビーに、クジラの骨格標本を展示しました。平成26年度企画展「まんまるワールド」で初公開したイチョウハクジラの骨格標本を常設としました。また、背景となるガラス壁面には、見やすさに配慮してタペストリーを設置しました(図2)。
床面の誘導サイン
図3
常設展入口のロビー床面に、総合展示、ラプラタ記念ホール、部門展示、トイレへの案内の誘導サインを貼りました(図3)。
ラプラタ記念ホール入口柱の案内看板
ラプラタ記念ホール、部門展示、トイレへの案内看板を新たに設置しました。部門展示のポスターもここに掲示します。
総合展示入口の看板
図4
総合展示の入口が明確にわかるように、新たに看板を設置しました(図4)。
自立式のサイン
図5
総合展示のゾーン7つと、ラプラタ記念ホールについて、解説文をそなえた自立式サインを設置し、それぞれの境界を明確にしました。(図5)
項目解説パネル
デザインを一新し、とくに弱視の方に見やすい配色にしました。
QRコード
各所にQRコードを設置しました。スマホなどを用いて、展示解説の文字情報を4言語で読むことができます(図6)。展示室内では、無料のWi-Fiが使えます。