徳島県産タガメ【表紙】

動物担当 山田量崇

国内では北海道から沖縄まで広く分布する日本最大の水生昆虫です。1950年代までは各地の池や水田などで普通に見られましたが、1970年代になると山野の開発や農薬の散布、外灯(がいとう)(水銀灯(すいぎんとう))の増設などによって激減し、多くの産地で絶滅しました。現在、徳島県内でもほぼ絶滅したと考えられています。

徳島県産タガメ

当館企画展「自然だいすき!みんなの自然コレクション」(会期:2016年4月20日より6月12日まで)では、ここで紹介したタガメを含む、県内外のコレクターの皆さんが収集してきた貴重な資料が勢揃(せいぞろ)いします。

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