博物館ニューストップページ博物館ニュース118(2020年3月25日発行)光格上皇修学院御幸儀仗図巻(118号表紙)

光格上皇修学院御幸儀仗図巻【表紙】

こうかくじょうこうしゅうがくいんごこうぎじょうずかん

美術工芸担当 大橋俊雄/考古担当 岡本治代

光格上皇修学院御幸儀仗図巻

光格上皇(こうかくじょうこう)(1771~1840)が文政(ぶんせい)7年(1824)、修復をおえた修学院(しゅうがくいん)(現・京都(きょうと)市左京(さきょう)区)に御幸(ごこう)されました。そのときの行列をあらわした巻物です。3巻にわたって、供奉(ぐぶ)の人々の装束(しょうぞく)など、がていねいに描かれています。筆者は徳島藩御用絵師(ごようえし)の渡辺広輝(ひろてる)(1778~1838)で、この図巻は彼の代表作です。

企画展「蔵出し!とくしま“宝もの”展」では、このような美しい工芸品をはじめとして、指定文化財や動植物のタイプ標本など、博物館の貴重な資料を一挙公開します。この機会に、博物館の“宝もの”の数々をぜひご覧ください!

カテゴリー

ページトップに戻る