博物館ニューストップページ博物館ニュース023(1996年7月1日発行)緑柱石(りょくちゅうせき)(アクアマリン)(023号表紙)

緑柱石(りょくちゅうせき)(アクアマリン)【表紙】

地学担当 中尾賢一

緑柱石(りょくちゅうせき)(アクアマリン)

緑柱石(りょくちゅうせき)(アクアマリン)

緑柱石は、ベリリウムという元素を含んでいる6角柱状の鉱物です。宝石としても愛好され、エメラルド(緑色)、アクアマリン(淡青色)、モルガナイト(ピンク)など、色の違いによってさまざまな名称でよばれます。

アクアマリンは、主としてペグマタイト(粒のあらい特殊な火成岩)に含まれていて、大きくキズのない結晶が得られます。熱処理してカットすることが多いようです。
写真の資料(パキスタン産)もペグマタイトに含まれていたもので、白雲母(しろうんも)(六角形の板状のもの)の結晶に囲まれています。

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