博物館ニューストップページ博物館ニュース026(1997年3月25日発行)守住勇魚_武具・文具曝涼図屏風(明治33年)(026号表紙)

守住勇魚 武具・文具曝涼図屏風(明治33年)(川島織物文化館蔵)【表紙】

美術工芸担当 大橋俊雄

守住勇魚(もりずみいさな)(1854~1927)は、徳島藩の御用絵師であった守住貫魚(つらな)の息子で、工部(こうぶ)美術学校に学び、同志社や京都工芸高等学校で教員を勤めた。この屏風は、綴錦壁掛けの原画として描かれたもので、完成した壁掛けは宮内省からイギリス王室に贈られた。古代から明治にいたるさまざまな武具・甲胄が並べられ、物尽くしの面白さがある。

勇魚の代表作である。

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