守住勇魚 武具・文具曝涼図屏風(明治33年)(川島織物文化館蔵)【表紙】
美術工芸担当 大橋俊雄
守住勇魚(もりずみいさな)(1854~1927)は、徳島藩の御用絵師であった守住貫魚(つらな)の息子で、工部(こうぶ)美術学校に学び、同志社や京都工芸高等学校で教員を勤めた。この屏風は、綴錦壁掛けの原画として描かれたもので、完成した壁掛けは宮内省からイギリス王室に贈られた。古代から明治にいたるさまざまな武具・甲胄が並べられ、物尽くしの面白さがある。
勇魚の代表作である。
徳島県立博物館
TEL. 088-668-3636
開館時間 AM9:30 ~ PM17:00
月曜休館(例外あり)
美術工芸担当 大橋俊雄
守住勇魚(もりずみいさな)(1854~1927)は、徳島藩の御用絵師であった守住貫魚(つらな)の息子で、工部(こうぶ)美術学校に学び、同志社や京都工芸高等学校で教員を勤めた。この屏風は、綴錦壁掛けの原画として描かれたもので、完成した壁掛けは宮内省からイギリス王室に贈られた。古代から明治にいたるさまざまな武具・甲胄が並べられ、物尽くしの面白さがある。
勇魚の代表作である。