重要有形民族文化財・鳴門の製塩用具【部門展示(人文)】
重要有形民俗文化財・鳴門の製塩用具は、1967年(昭和42)、重要有形民俗文化財として、用具一式(143点)が国指定されたものです。本用具は、鳴門市教育委員会より当館に寄託を受けたもので、このたび部門展示室(人文)において初公開いたしております。この機会にふるってご観覧ください。
会期
平成13年4月24日(火)~平成14年1月14日(月)
観覧料
通常の常設展観覧料 一般200円(160円) 高校・大学生100円(80円) 小・中学生50円(40円)※()内は団体料金
主な展示資料
掛杓(かけじゃく)・・・・塩田の砂に海水をまく用具
担桶(にない)・・・・海水や鹹水(濃い塩水)を運ぶ用具
床摺柄振(とこすリえぶり)・・・・塩田の表面を水平にならす用具
十能(じゅうのう)・・・・ 釜ヘ石炭を投げ込む用具
小掬(こすく)い・・・・釜の中の塩を取り出す用具
ちんちょう・・・かますに入れた塩俵をかつぐ用具
時化提灯(しけちょうちん)・・・・・暴風雨の時に堤防などの見張りに使う用具
釜屋(かまや)のど瓶(どびん)・・・・湯をわかす用具
ことぼし・・・・・作業時に浜屋で火をともす用具
浜屋(はまや)の焼判(やきばん)・・・・菰俵に浜屋の商標を捺印する用具