旅と祈りの道-阿波の巡礼-【特別陳列】
徳島県博物館協議会 連携事業「みる・きく・あるく 歴史の道」
阿波の歴史における巡礼といえば、四国遍路を思い起こすことが多いと思いますが、西国や坂東、秩父の観音霊場巡礼、六十六部廻国巡礼なども行われていました。また、観光を兼ねて、伊勢や高野山などへの参詣(さんけい)が行われることもありました。
こうした阿波の巡礼にスポットを当て,歴史の中の道と人との関わりについて考えてみたいと思います。
なお、この展示は、平成18年度を通じて展開している、徳島県博物館協議会連携事業「みる・きく・あるく歴史の道」の最後を飾る企画でもあります。
主催
徳島県立博物館・鳴門教育大学
会期
平成19年1月19日(金)~3月18日(日)
休館日
2月12日を除く月曜日、2月13日
展示構成
1巡礼の広がり-四国遍路といろいろな巡礼-
2村と四国巡礼
3複合する巡礼行動
4霊場参詣の諸相
笈摺(おいずり)(盛 博氏蔵[当館保管])
西国順礼の道の記・高野詣の記 (当館蔵)
会場
徳島県立博物館企画展示室
観覧料
無料
関連行事
講演会「四国遍路研究の新展開」
日時
3月4日(日)13:30~16:45
会場
文化の森・21世紀館イベントホール
講師
[基調講演]西海賢二(東京家政学院大学)
[個別講演]
中世~近世:武田和昭(円明院)、長谷川賢二(徳島県立博物館)
近世:井馬学(鷲敷中学校)
近代:ディビット=モ一トン(徳島文理大学)
展示解説
日時
1月28日・2月18日・3月11日(日)午後1時30分~午後2時30分
会場
徳島県立博物館企画展示室