徳島城下町の世界【特別陳列】
「いにしえ夢街道」推進事業協賛事業
江戸時代の城下町徳島については、近年、色々な方法によって調査がすすめられています。古文書や絵図などをていねいに顧みとき、発掘(はっくつ)された遺構(いこう)や出土品を丹念(たんねん)に調べることで、かつての城下のありさまが、具体的にいきいきとわかるようになってきました。
この特別陳列(ちんれつ)では、当館所蔵の城下絵図と、幕末の徳島二軒屋で焼かれた庸八焼(ようはちやき)をおもに展示します。展示品のほとんどは、当館が文化の森に開館して以来はじめての一般公開となります。みなさんにとって、身近な町の歴史を知るひとつの機会になることでしょう。
おもな展示構成
(1)城下絵図の世界
・阿波国大絵図
・徳島城絵図
・徳島城下町絵図
・徳島御城下切絵図
徳島御城下絵図
(2)陶匠 富永庸八
・阿波国での庸八焼
・讃岐国での庸八焼
・庸八の交友
庸八焼 はまぐり形置きもの
庸八焼富士画黒茶碗
庸八焼松尾芭蕉像
会期
平成20年1月17日(木)から3月2日(日)まで
休館日
月曜(ただし2月11日は祝日につき開館し、12日が休館)
会場
博物館1階 企画展示室
観覧料
無料
展示解説
日時
平成20年2月3日(日) 午後1時30分~2時
企画展示室にて当館学芸員が展示日について説明します。