博物館ニューストップページ博物館ニュース074(2009年3月25日発行)シーラカンス展 ブラジルの化石と大陸移動の証人たち(074号企画展)

シーラカンス展 ブラジルの化石と大陸移動の証人たち【企画展】

ユーラシア、アフリ力、南北アメリ力などの6つの大陸は、かつてパンゲアとよばれる一つの超大陸でした。この大陸に生息(せいそく)していた植物や動物の化石が、現在世界各地の地層かう発見されています。特にブラジルから産出するシーラ力ンスなどの化石は南アメリカとアフリカがかつて一つの大陸であったことを示す重要な証人(しょうにん)といってよいでしょう。

この企画展では、生きている化石として知られるシーラ力ンスやブラジル産の魚類化石を通して、大陸移動や大西洋ができ始めた頃の海の様子かつて地球上にパンゲアと呼ばれる一つの超大陸があったことを紹介します。

展示の構成

第一章 大陸移動とは

大陸移動説の証拠(しょうこ)となった様々な化石を展示し、紹介します。

第二章 大陸移動のもう一人の証人シーラカンス

最古のシーラカンスをはじめ各時代の化石シーラカンスを展示し、シーラカンスの全体像に迫ります。また、世界最大のシーラカンス(復元骨格)を展示します。

第三章 大西洋ができ始めたころの魚たち

およそ1憶2000万年前、大西洋ができ始めた頃の白亜紀(はくあき)の海の様子を、ブラジル産の魚類化石を展示することで紹介します。

第四章 シーラ力ンスプロジェクト

インドネシアで発見されたシーラ力ンスのレプリカや、世界で初めて撮影(さつえい)に成功したインドネシアシーラ力ンスの水中映像、また、その解剖(かいぼう)・CTスチャン画像などを展示し、最新のシーラカンス研究について紹介します。

マウソニア・ラボカティの復元骨格

マウソニア・ラボカティの復元骨格

マウソニア・ブラジリエンシス

マウソニア・ブラジリエンシス

メソサウルス 大陸移動説の証拠のひとつとなった淡水にすんでいたは虫類

メソサウルス 大陸移動説の証拠のひとつとなった淡水にすんでいたは虫類

ミグアシャイア 最も原始的なシーラカンスのひとつ

ミグアシャイア 最も原始的なシーラカンスのひとつ

主催

徳島県立博物館

共催

(財)福岡文化財団

協力監修

北九州市立自然史・歴史博物館

協力

アクアマリンふくしま

会期

4月25日(土)~6月14日(日)

休館日

4月27日、 5月7日・11日・18日・25日、6月1日・8日

会場

博物館1階企画展示室

観覧料

一般200円/高校・大学生100円/小・中学生50円

20名以上の団体は2割引、土・日・祝日の小・中・高校生および学校連足は無料

関連行事

展示解説

日時

5月3日・5月10日・6月7日(日) 14:00~14:30
(大学生と一般の万は観覧料が必要です。)

シーラカンスのペーパークラフトをつくろう

日時

5月24日(目) 13:00~15:30
(定員30名、事前に申し込みが必要です。)

カテゴリー

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