天下の台所大坂と徳島-江戸時代の交流史-【企画展】
江戸時代の徳島は、天下の台所大坂と経済的にも文化的にも密接な関係がありました。阿波国(あわのくに)の特産物 として有名な藍(あい)は、その質の良さから「阿波藍」と呼ばれ、大坂やその周辺地域に大量に運ばれ、使われ ました。また、徳島とゆかりが深い大塩平八郎(おおしおへいはちろう)や篠崎小竹(しのざきしょうちく)の文化的な交流にも注目します。
この展示では、古文書(こもんじょ)や絵画資料などを通して、江戸時代における徳島と大坂の交流の一端(いったん)を紹介(しょうかい)します。
会期
平成25年4月27日(土)~6月9日(日)
休館日
月曜(ただし4月29日、5月6日は開館、4月30日、5月7日は休館)
会場
徳島県立博物館企画展示室(1階)
観覧料
一般200円、高校・大学生100円、小・中学生50円
※20名以上の団体は2割引
※土・日・祝日は高校生以下無料
※学校教育での利用は無料
手塚家資料 藍売帳(徳島県立博物館蔵)
関連行事
記念講演
演題
大塩平八郎をめぐる人々 ~徳島と大阪の間~
講師
藪田(やぶた)貫(ゆたか)氏(関西大学大阪都市遺産研究センター長・関西大学文学部教授・大塩事件研究会会長 )
日時
5月26日(日)13:30 ~ 15:00
会場
文化の森多目的活動室(1階)
備考
事前申込み不要、 参加無料
展示解説
日時
4月28日(日)、5月12日(日)、6月9日(日)
ずれも13:30 ~ 14:30
会場
博物館企画展示室(1階)
備考
事前申込み不要、観覧料が必要です
展示構成
Ⅰ天下の台所大坂
1豊臣秀吉の大坂築城と大坂の陣
2描かれた大坂
Ⅱ江戸時代の徳島
1蜂須賀家と徳島藩の成立
2描かれた徳島
Ⅲ江戸時代の交流史
1海はむすぶ
2阿波藍がむすんだ交流
3大塩平八郎・篠崎小竹と徳島藩