博物館ニューストップページ博物館ニュース098(2015年3月25日発行)鬼面文鬼瓦(吉野川市大日寺跡出土 平安時代)(098号表紙)

鬼面文鬼瓦(吉野川市大日寺跡出土 平安時代)【表紙】

考古担当 岡本治代

平成24・25 年の発掘調査において、吉野川市川島町大日寺跡(だいにちじあと)から、ほぼ完全な形の鬼面文鬼瓦(きめんもんおにがわら)が出土しました。大日寺跡では、これ以外にも塑像(そぞう)(粘土製の像)の螺髪(らほつ)(髪の毛の部分)が出土するなど、近年の徳島県内における古代寺院の発掘調査の中でも、特に注目すべき調査成果が得られています。

鬼面文鬼瓦

企画展「瓦から見る古代の阿波-寺院と役所-」では、この鬼瓦をはじめ、瓦を中心に、県内の古代寺院跡・役所跡から出土した資料を展示します。瓦を通して、古代阿波の世界を感じていただければ幸いです。

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