徳島まるづかみ―「いのち」と「とき」のモノ語り―
民俗担当 磯本宏紀
特集 「新常設展グランドオープン」
8月上旬、新常設展グランドオープン!
新常設展には、遊山箱(ゆさんばこ)をイメージした棚型(たながた)展示がロビーゾーンなど各所に設置され、遊山シアター、こどもゆさんなど、「遊山」の名が付くコーナーも新しく登場します。これらは、子どもたちが、節句(せっく)の日に遊山箱(弁当箱)を持って野山に出かける風習をモチーフにし、遊山箱の形にちなんでデザインしたものです。
博物館で、徳島の自然と歴史・文化をめぐる「阿波遊山」を楽しんでもらいたいと思います。そして新たに発見したこと、興味をもったことを、あなただけの心の「遊山箱」にいっぱい詰(つ)め込(こ)んでください。