クシマ・木工芸の道具と技【特別陳列】
徳島の特産品である鏡台(きょうだい)、箪笥(たんす)、仏壇(ぶつだん)、建具(たてぐ)などの木工芸は、藩政(はんせい)時代の船大工たちによる屑材(くずざい)を利用した手仕事に由来するといわれています。長年にわたって高水準の技術の積み重ねに支えられ、名声を博してきました。
徳島唐木仏壇彫刻(障子用)
博物館では、平成16年度に、優れた木工職人であった故大寺喜好氏が使用していた鉋(かんな)・鑿(のみ)などの道具1000点余りの寄贈を受けました。また、唐木(からき)仏壇の彫刻製作に関連する資料を収蔵しました。これらの資料を特別陳列として紹介することによって、郷土の産業、木工芸について振り返ります。
会期
平成18年1月8日(日)~1月29日(日)
会場
博物館企画展示室(1階)
観覧料
無料
展示の構成
(1) 職人大寺喜好氏のこと
(2) 木工芸の道具
(3) 唐木仏壇の彫刻
関連行事(展示解説)
日時
平成18年1月15日(日)13:30~14:30