さまざまなものにブラックライト(紫外線)を当てて発せられる蛍光を観察します。Photoluminescenceとも言います。動植物、岩石鉱物などいろいろなものが光ります。
倉敷市立博物館でのワークショップ

標本も光る?! ブラックライトの不思議な世界

開催日:2017年11月19日
参加者:60人(一般40人,博物館関係者8人,倉敷市立自然史博物館友の会12人)
大盛況でした。
タイムスケジュール
13時00分~ 開会の挨拶
13時10分~ ブラックライトで光らせよう(徳島県立博物館:小川誠)
小さなケースに入れた光るもの
ブラックライトで光り方を調べる
大人気のサソリ
レジン工作
14時10分~ 展示室の標本,何が光るかな?(倉敷市立自然史博物館:狩山俊悟)

展示室のライトを消して、ブラックライトで標本を照らして光るものを探す
15時00分~ 私のピカピカ自慢と,秘密の標本しおり作り
(倉敷市立自然史博物館友の会:小橋理絵子)
調理師免許を持っている友の会の方の協力を得て光る料理を提供
オキアミやウミホタルなどを使った光るしおりづくり
■光る料理
光る料理「ピーマンとオキアミのカレー粉炒めゴマ油風味~かつお節ともに」
ブラックライトで照らした後にとてもおいしくいただきました
■光るしおり作り

光るしおりづくりの材料
オキアミや削り節などをパラフィン紙を折って入れたり、ベースのカード(できるだけ光らないもの)に両面テープを貼ったものを用意してくれました。その両面テープもできるだけ光らないものを使うなど細かい気配りをしていただいています。
通常の光
紫外線

16時00分~ 感想発表,質疑応答
16時30分~ 閉会の挨拶
※敬称略
普通では体験できない展示室での紫外線を使った標本調査もでき、料理もおいしく、盛りだくさんな内容で皆さんに好評でした。
実施にあたって、ご配慮いただいた倉敷市立自然史博物館の館長さんならびスタッフのみなさん、特に学芸員の狩山さん、倉敷市立自然史博物館友の会の小橋さん、ご協力いただいた倉敷市立自然史博物館友の会のみなさんに感謝いたします。
なお、ここで紹介した写真は狩山さん、小橋さんから提供していただきました。実施に際しては「ブラックライトで標本を光らせる蛍光ワークショップの開催」として、2017年度の那須基金の助成を得ました。ご協力いただきました皆様に感謝を申し上げます。
ここで得られたノウハウや使った資料をもとに博物館向けワークショップ用資料として巡回する予定です。