徳島市の海岸で小さな貝を見つけました

photoザクロガイのなかま
 2018年の2月に開催された博物館Vキングでボランティアさんと一緒に貝工作をやることになっていたので、徳島市の海岸で小さな貝を集めました。タカラガイのなかまもたくさんとれたのですが、ちょっと大きめで、もっと小さいのをと一生懸命にひらっていたところ、タカラガイの赤ちゃんのような小さな貝を見つけました。

 タカラガイは貝殻がブラックライトで光るので、この小さい貝にも紫外線をあててみると、きれいな赤に光りました。同時に採集したタカラガイのなかまも一緒に光を当てると、こちらは青色です。成長するについれて蛍光が変わるのかと不思議に思って、貝に詳しい人に聞いてみると、小さい方はザクロガイのなかまとのことです。形は似ていますが、タカラガイはタカラガイ科で、ザクロガイはザクロガイ科と科が違います。


 

普通の光とブラックライトを当てた画像では...

ザクロガイ(通常の光)

通常の光:左がザクロガイのなかま、右がタカラガイのなかま

ザクロガイ(紫外線)

紫外線:左がザクロガイのなかま、右がタカラガイのなかま

 

もう少し拡大すると

ザクロガイ(通常の光)

通常の光:ザクロガイのなかま

ザクロガイ(紫外線)

紫外線:ザクロガイのなかま

 

 貝はわりと光るので、夏休みの自由研究でいろいろな貝にブラックライトを当てると面白い発見があるかもしれません。

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